疑念は探究の動機であり、探究の唯一の目的は信念の確定である。

数学・論理学・哲学・語学のことを書きたいと思います。どんなことでも何かコメントいただけるとうれしいです。特に、勉学のことで間違いなどあったらご指摘いただけると幸いです。 よろしくお願いします。くりぃむのラジオを聴くこととパワポケ2と日向坂46が人生の唯一の楽しみです。

実験(8): はてなブログに圏論に必要な数式を書く

 こんにちは。今回ははてなブログに数式を書く方法をまとめます。ただし、ここでの数式は圏論に必要なものです。

結論を言えば、スクリプトのCや矢印の上に関数fを書くことはできますが、図式(diagrams)を書くことはできませんでした。

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圏論(Category Theory)についての覚書: 圏論の基礎を整理する(1): はじめに

どうもこんにちは。今回は圏論(Category Theory)のことをまとめていきたいと思います。圏論を使いさまざまなことを研究するためにそれの基本を手っ取り早く学びたいかたは多いかと思います。そこで圏論の基本的な概念や定理は何なのかという見取り図を書きたいと思います。

今後は具体的に圏論をブログに書きたいと思っていますが、どのようにして書こうか迷っています。望んでいる数式や図式がはたしてちゃんと書けるかどうかわからないからです。もしかしたら、PDFをアップするというやりかたかもしれません。

ちなみに私は英語の本で圏論を勉強しているので*1圏論の専門用語の日本訳をほとんど知りません。ですので以下の文章は日本語と英語がごっちゃになっています。ご了承ください。カタカナで書かないのはそっちのほうがカッコ悪いからです。でも、カタカナで書いた方がまだ見やすいかと思いますが。

*1:現在進行形なので間違っている箇所だったりまだわからないところも多々あります。

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経済学における数学の適応可能性について。ある経済学者の文章を読んで私が思ったこと。

どうも僕です。

これまで私は気になった雑誌のページなどをコピーして現物を保存していました。しかし、ペーパーレスに目覚めてしまいましたので、最近それらの文章をデータ化しようとしています。要はそれらの文章をパソコンに打っています。

今日はその中の1つの雑誌である『エコノミスト 2013年 12月 23日』に書かれていたものを書評してみます。それは『Part 2 経済学 何を考えてきたか』にある小島寛之の『ミクロ経済学が目指すもの ワンショットの経済現象の分析』pp.62-66です。

 

  • Section 取引の分析を超え取引の仕組みを作ってしまう(p.65)
  • Section  「数学偏重」という批判に反論する(p.65)
  • Section 見えた姿が真実とは限らない(p.65)
  • 数学万能主義者の一例が発見できて嬉しい
  • 科学の問題 実在論反実在論 
  •  経済学の問題 経済とは経世済民であり、つまりは国民を助けることが目的であり、理論が世界を記述しているかどうかは目的ではない
  •  まとめと雑記

 

 

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敗戦の日に戦争を考える。東京新聞の社説を読んで。

こんにちは。どうも僕です。

毎年この日が近づくと、先の大戦(大東亜戦争。別名: いわゆる太平洋戦争)の話題が出てきます。

今回はたまたま憲法9条についての東京新聞の社説を読みましたので、それをダシに戦争と憲法9条について考えてみたいと思います。

www.tokyo-np.co.jp

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読書感想#1: 萱野稔人著『国家とはなにか』『新・現代思想講義 ナショナリズムは悪か』

 こんにちは。どうも僕です。

今回は初めて本の感想を書きたいと思います。うまくいくかどうかわかりませんが、頑張ってみます。あと、長文です。

 

 

初回の本はコメンテーターでも有名な萱野稔人先生の処女作『国家とはなにか』とその姉妹編とも言うべき『新・現代思想講義 ナショナリズムは悪か』です。

 

『国家とはなにか』

『国家とはなにか』

 

 

 

新・現代思想講義 ナショナリズムは悪なのか (NHK出版新書)

新・現代思想講義 ナショナリズムは悪なのか (NHK出版新書)

 

 

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人物描像: 中戸川孝治北大名誉教授(1)----経歴

こんにちは。どうも僕です。

今回は私が影響を受けた人を断片的ですが紹介したいと思います。最初は論理学を専門とする中戸川孝治先生です。

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こちらが中戸川先生です。去年(2016年)の6月に撮影されたものです。

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