今回はかつて本を読んで、まとめたノートをそのままアップする。
そのタイトルは『自由貿易という幻想』である。
自由貿易という幻想 〔リストとケインズから「保護貿易」を再考する〕
- 作者: エマニュエル・トッド,松川周二,中野剛志,フリードリッヒ・リスト,ダヴィッド・トッド,ジャン=リュック・グレオ,ジャック・サピール,西部邁,関曠野,太田昌国,山下惣一,関良基
- 出版社/メーカー: 藤原書店
- 発売日: 2011/11/09
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 17回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
これはいくつかの著者の論文を一冊にまとめたものである。
その中に西部邁のエッセイがある。そのノートである。
みていて分かるようにたくさんのカタカナワードが出てくる。
さらに衒学的に見せるために哲学者のワードを惜しげも無く書いてある。
正直、この気持ち悪い文章を読んで「西部邁ってこんなやつなんだ....なんでちやほやされているの?」と思った。
もっとも、このような文章になったのは後年だそうだ。『経済倫理学序説』を読んだときはそうでもなかった。
さらにどこかのエッセイで「昔は普通に書いてあったけれども、アメリカに行って書きかたが変わった」と書いてあった気がする。
気分が乗ったら西部の他の著書も読んでみる。
僕から以上