疑念は探究の動機であり、探究の唯一の目的は信念の確定である。

数学・論理学・哲学・語学のことを書きたいと思います。どんなことでも何かコメントいただけるとうれしいです。特に、勉学のことで間違いなどあったらご指摘いただけると幸いです。 よろしくお願いします。くりぃむのラジオを聴くこととパワポケ2と日向坂46が人生の唯一の楽しみです。

書評ノート: 『自由貿易という幻想』

今回はかつて本を読んで、まとめたノートをそのままアップする。
そのタイトルは『自由貿易という幻想』である。

自由貿易という幻想 〔リストとケインズから「保護貿易」を再考する〕

自由貿易という幻想 〔リストとケインズから「保護貿易」を再考する〕

これはいくつかの著者の論文を一冊にまとめたものである。
その中に西部邁のエッセイがある。そのノートである。
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みていて分かるようにたくさんのカタカナワードが出てくる。
さらに衒学的に見せるために哲学者のワードを惜しげも無く書いてある。
正直、この気持ち悪い文章を読んで「西部邁ってこんなやつなんだ....なんでちやほやされているの?」と思った。

もっとも、このような文章になったのは後年だそうだ。『経済倫理学序説』を読んだときはそうでもなかった。
さらにどこかのエッセイで「昔は普通に書いてあったけれども、アメリカに行って書きかたが変わった」と書いてあった気がする。

気分が乗ったら西部の他の著書も読んでみる。



僕から以上