疑念は探究の動機であり、探究の唯一の目的は信念の確定である。

数学・論理学・哲学・語学のことを書きたいと思います。どんなことでも何かコメントいただけるとうれしいです。特に、勉学のことで間違いなどあったらご指摘いただけると幸いです。 よろしくお願いします。くりぃむのラジオを聴くこととパワポケ2と日向坂46が人生の唯一の楽しみです。

書評ノート: 『数理科学の諸問題』

今回も書評ノートをアップする。
いらない紙を捨てるためである。
その本は『数理科学の諸問題』(1971)です。

数理科学の諸問題 (1971年) (数学講座〈17〉)

数理科学の諸問題 (1971年) (数学講座〈17〉)

これはその分野の著名人が数学の哲学の論文がまとめられている。
例えば、数学の歴史や哲学の分野では村田全先生である。数学基礎論では赤摂也先生などである。
さらに、流体力学では今井功(いさお)先生である。経済学では二階堂副包(ふくかね)先生である。数理生物学では南雲道夫先生である。他にもさまざまな分野の一流の学者が論文を書いている。

そのまえがきは以下である。
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このまえがきだけでも、かなり刺激的であった。


今井先生の論文は部分的にしか持っていなかった。
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数学の自然科学への適応可能性について考える際に、かなり有益な本である。
再び読み直さなければならない本の1つである。そのときはちゃんと書評する。




僕から以上