今回も書評ノートをアップする。
いらない紙を捨てるためである。
その本は『数理科学の諸問題』(1971)です。
- 作者: 赤摂也,茂木勇,村田全
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1971
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これはその分野の著名人が数学の哲学の論文がまとめられている。
例えば、数学の歴史や哲学の分野では村田全先生である。数学基礎論では赤摂也先生などである。
さらに、流体力学では今井功(いさお)先生である。経済学では二階堂副包(ふくかね)先生である。数理生物学では南雲道夫先生である。他にもさまざまな分野の一流の学者が論文を書いている。
そのまえがきは以下である。
このまえがきだけでも、かなり刺激的であった。
今井先生の論文は部分的にしか持っていなかった。
数学の自然科学への適応可能性について考える際に、かなり有益な本である。
再び読み直さなければならない本の1つである。そのときはちゃんと書評する。
僕から以上