Used toというものは、「かつて」のときと「慣れている」の場合があるが、それがused to doのときなのか、それとも be used to doingのときなのか、いつも間違えやすいので、ここにまとめます。
used to do: かつて~であった(が、現在はそうではない)。
used toは助動詞として考える。つまりmustやshouldと同じなのでused to の後は不定詞が来る。それにbe動詞はいらない。am mustなどとは言わないということと同じである。
これは、かつて、そうであったという意味だけでなく、今はそうではないという意味もある。また逆に、かつてはしていなかったけれども、現在はしているということもある。
例文:
(1): I used to exercise regularly.
かつて、定期的に運動していた。(が、今は運動していない。)
(2): I used to smoke.
かつて、タバコを吸っていた。(が、今は吸っていない。)
be used to doing: 慣れている。
もう一つの用法はbe used to doingで「慣れている」という意味である。
「まだ慣れていない」というときはstill or yetを使う。stillのほうが上品...らしい。
例文
(1): I am used to using a Mac.
マックを使うのに慣れている。
(2): I am not used to waking up early yet.
or
(2'): I am still not used to waking up early.
まだ、早起きは慣れない。
be getting used to doing: 慣れつつある。
「慣れている」や「慣れていない」というのだけでなく、「慣れつつある」とも言いたいときは、getを使う。
例文
(1): I am getting used to speaking English.
英語を話すことに慣れつつある。
(2): Are you getting used to tutoring students?
家庭教師の仕事は慣れつつある?
No way!!!
僕から以上