今日は何もない。疲れた。
例えば、プロ野球選手と野球評論家を考えてみよう。野球の実績のない評論家の話を我々は聞くのだろうか? 彼の言葉に説得力を持つのだろうか? 野球素人の野球評論を聞くのだろうか? 多分、もたないだろう。正当な野球評論家の必要条件は、その人が元プロ野球選手で活躍したということであろう。
ただ、だからと言って、活躍された元プロ野球選手ならば、よい野球評論家となれるのかといったら、それも誤りであるだろう。
これは何を表しているのか。ある人が野球というゲームのプレイヤーとして優秀であることと、そのゲームのことを知っていることとは違うということである。
あるゲームのプレイヤーとして活躍することはゲームそのものに関心があるとは限らない。近視眼的になることもある。対してプレイヤーとしてではなくある種、俯瞰的な視点で考える人(評論家)はゲームそのものに関心がある。両方できれば越したことはないが、そのような卓越した人は数少ない。どちらかしかできないとすればどちらを選べばいいのだろうか。
さて、私はどちらに関心があるのか。
僕から以上