ロシアの知人にロシア語で「帰りました」と言うときがあるかと思いますが、そのときはどのように言えばいいのでしょうか。それはвернуться(完了体)を使えばいいです。
過去形「帰った」を言うとき、男性ならば「вернулся」で女性ならば「вернулась」と言ってください。
また、完了体ですので、現在形によりこれからの未来のことを言うことができます。「私は帰る」と言う場合は「вернусь」です。ただし、「あなた」や「彼」などの二人称、三人称などになると、母音のуが変化しますので、注意が必要です。ですが、最低限のこと---つまり自分のことをロシア語で表現するだけ---ならばこれで十分かと思われます。
それでは以下に例文を書きます。
例
Я вернулся.
私(男)は帰った。
Я вернулась.
私(女)は帰った。
Я вернулся в Японию.
私は日本に帰った。
Сегодния я благополучно вернулся в Японию.
今日私は無事に日本に帰った。
Завтра я вернусь в Японию.
明日私は日本に帰る。
補足(1):
「どこどこに帰る」と言うときはВ кого - что(対格)です。私が持っている辞典にはК кому - чему(与格)しか表示されていなかったので、「帰る」に対してはКしか使わないのかと思っていました。ですが、そうではないとのことです。もちろん、Кを使うときもありますが、日本やロシアなどの場所に帰ると言うときはВを使います。それはИтди Ехатьの時と同じですので普通ですね。
私はかつてКと書いてしまって間違えました。
補足(2):
「無事に帰った」と強調して言いたいときはблагополучноという副詞を使いましょう。
それでは。
僕から以上