疑念は探究の動機であり、探究の唯一の目的は信念の確定である。

数学・論理学・哲学・語学のことを書きたいと思います。どんなことでも何かコメントいただけるとうれしいです。特に、勉学のことで間違いなどあったらご指摘いただけると幸いです。 よろしくお願いします。くりぃむのラジオを聴くこととパワポケ2と日向坂46が人生の唯一の楽しみです。

大企業で働くこと。

大企業で働くメリットとデメリットをまとめる。
まだ、私は大企業で働いて、わずかである。例えば、「大企業で働く人たちは優秀である」といったこともまだわからない。上っ面の薄い印象しかない。
それでも誰かに役に立ってくれたら嬉しい。

今月もギリギリ何かを書く。

メリット

  • 社内食堂がある。
  • 駅近。駅から直通に会社がある。

大企業には社内に食堂があったり、売店がある。外に行って昼食を食べずにも食堂で済ますことができる。さらに社食は比較的安い。これは嬉しいところである。

さらに社内に売店がある。もっとも外にコンビニがあるので問題ないが、外に行かずにお菓子や飲み物を購入することができるのは便利である。

大企業は総じて駅の近くにある。さらには駅のエスカレーター直通の場合もある。
これが嬉しいのは雨などの悪天候のときである。普通は東京ならばどこかの駅の近くにあるだろうが、それでも駅から会社まで歩かなければならない。大雨のときは駅から会社までの距離で傘をささなければならないし、その間に濡れる場合もある。これは意外に嫌なことである。
たいして、大企業ならば駅から直通であるため、一度駅に着けば濡れずに済む。これはかなり嬉しいことである。

他にも「安定している」ことや「休みが確実である」ことなどがある。しかしそんなこと正直、どうでもいい。

デメリット

  • トイレ問題。

これが決定的な問題である。
大企業で働くことは、ワンフロア300人以上いるところで黙々と働くことである。
ここで男女比を考えてみよう。IT関係の職についている人は基本的に男性である。
ということは、250人ぐらいが男性である。
この大人数の中で働くのである。それではこのフロアのトイレを考えてみよう。
個数は1個ということはありえないが、何個かついている。だが、たかだか数個である。それで間に合うと思うだろうか?
明らかに、足りないのである。ワンフロア250人以上いる男性の中で、常にトイレが支配されている。これは異常である。

小さな会社ならば、トイレは1個しかないだろう。だが、そもそも人が少ないので、トイレに行けば基本的に空いている。たまにトイレに来たときにすでに占領されていることもあるだろうけれども、待っている人は自分しかいない。トイレの行列は自分を含めて一人である。もしも全社員が25人だったとしても、人数とトイレの個数の比は25:1である。
たいして、大企業のトイレがワンフロアに10個ついているとしよう。そのときで、人数とトイレの個数の比は250:10 = 25:1である。だが、普通、トイレはそんなに多くついていない。50:1でもいいほうだろう。
大企業でのトイレを使おうと思うと、常に人が占領している。自分の前に人が並んでいることもある。
さらに、よりきついのは使用されてすぐのトイレを自分が使わなければならないことである。
トイレで待っているとする。しばらくして誰かが用をしてトイレから出てくる。このとき、自分がその空いたトイレに入る。だが、考えてみて欲しい。さきほどまで使われていたトイレを使わなければならないのである。不潔であるし臭いもするだろう。誰かが使ったトイレをすぐに使わなければならないのは不快である。公衆トイレにはたまに便座を清潔にする洗剤が付属されていて、汚ければそれを使用してトイレを清潔にすることができる。だが、大企業のトイレにはそのようなものはついていない。

このトイレ問題はさらにある。それは無駄な時間の消費である。
もしもほとんど常にトイレが使用されていることを経験するとしよう。そうすれば、人はお腹が痛くなくても、早めにトイレに向かうであろう。普通は、お腹が痛くなってからトイレに向かうだろうが、そうしなくなる。少しでも痛くなれば、漏れる前にトイレに行くだろう。人が占拠している可能性があり、待たなければならないからである。

そうなるとトイレの待ち時間という無駄な時間ができる。もしもトイレが空いていて、すぐに使用できたとしても、今度はそれほどお腹が痛くないから何度も踏ん張らなければならなくなり、結局、トイレの占拠時間は長くなる。いずれにせよ、トイレにいる時間が自然と長くなるのである。

さらにトイレ時間にスマホを使い、時間を潰すこともある。待ち時間の間にスマホを使うことは問題ないが、もしかしたら使用中にスマホを使う可能性もある。それで長時間トイレを占拠して、他の人に迷惑をかける可能性もある。

ーーこれがトイレ問題である。
とても深刻である。少しでも快適なトイレを使用したいのだが、大企業で働くとこの苦痛を避けることはできない。




僕から以上

立ち読み書評#3: 野村克也『超二流: 天才に勝つ一芸の極め方』

立ち読み書評第三弾。
今回は野村克也さんの『超二流: 天才に勝つ一芸の極め方』です。

ノムさんの本は今回が初めてでしたので、とても新鮮でした。いろいろな考え方が知れて面白かったです。ただ、二、三冊読めば、似たような箇所や同じネタに遭遇するのかなとも思っています。

本書は2年ほど前に出版されてものの再編集だそうです。

基本的にノムさんが野球ーー選手のときや監督のときーーを通じて学んだことが書かれている。

ノムさんは選手としても監督としても多大な業績を残しているが、実は野球エリート出身ではなく、相当の苦労人からのスタートであった。生まれが極貧であり、地元の無名の高校にしかいけなかった。テスト生としてなんとかプロになったものの、しばらくは一軍の試合にも出たことがなかった。そのため、どうすれば試合に出られるのか、出たらどうやれば相手を抑えられるのかといったことを常に考えていた。

そのような苦労や経験から得た考えをここに書かれている。
超二流になれば、時として一流にも勝つことができる」ーーそれが本書の言いたいことであり、超二流になるためのテクニックや考え方が本書の至る所で具体的な経験の例示とともに書かれている。


(まだ未完。けど追記するか不明)
僕から以上







僕から以上

就活であったこと。同じ意見でも正反対の反応された話。

こんなことツイッターに書けよと思われるかもしれないけど書く。


いくつかの会社で就活をした。そのとき同じ意見(質問)を言った。そのときあるときは肯定的に捉えられて、別のときは否定的に捉えられた。

会社から「何か質問ありますか」と言われたとき、私はいつも「将来、起業したいと思っているのですが、となるともし御社で就職しても、3年ぐらいで辞めるかもしれませんが、それでも構いませんか」と聞いた。
ある会社からは「俺は起業は大賛成だ。応援するよ。そういう起業したい人たちを応援したり、支援したり起業するための知識を与えたりしたい」ととても好意的に捉えられた。どうしてそこまで起業に対して積極的なのか聞いてみると、どうやら、その人は何回も転職した挙句、自分はどこかの会社の社員になることはできず、起業して社長になるしか生きる道はないと悟って、これまでにも何回も起業した人であった。だから、起業する人たちを積極的に支援するとのことであった。たとえ雇った人が将来、自分の会社を辞めたとしてもIT業界が発展すればそれでいいという考えであった。
別の会社からは「2, 3年で辞めると、はなから考えている人を雇う会社なんてあると思う?」と婉曲的に答えられた。要はその会社の人たちは私の起業したい考えを否定的に捉えられた。その会社は私を自社にそれほど貢献しない人とみなした。起業したい人よりも同じ会社で長く働く人を求めていたようだった。そちらのほうが自社をより発展させる可能性があるためである。

同じ意見でもここまで正反対の反応があるとは思わなかった。そのような経験ができたことはよかったと思う。

ただ、ある会社が例えば「起業肯定タイプ」なのか「起業否定タイプ」なのかを「起業したい」という質問をする前に、どのように判断すればいいのだろうか? 起業に対して否定的な反応をされた会社のとき、「起業したい」という質問をした瞬間に空気が一変して、その瞬間に「ああ、この会社は無理だな」とわかった。当然、その会社は不採用であった。もしも入りたい会社が「起業否定タイプ」であることがわかれば、「起業したい」という質問は封印して、「御社に尽くします」とアピールするだろう。しかし、どうやれば「起業したい」という質問をする前に、この会社(役員)がどういう人材を欲しているのかがわかるのだろうか? たとえ役員が「弊社はチャレンジ精神のある人材を欲しています」と言っていたとしても、だからと言って「起業したい人たち」を欲しているとは限らないからである。
まぁ、そういう感じです。



僕から以上

立ち読み書評#2: 齋藤孝『バカになれ 50歳から人生に勢いを取り戻す』

立ち読み書評第二弾。
今回は齋藤孝の『バカになれ 50歳から人生に勢いを取り戻す』です。

バカになれ 50歳から人生に勢いを取り戻す (朝日新書)

バカになれ 50歳から人生に勢いを取り戻す (朝日新書)

私はもちろんまだ50歳ではありませんが、まぁ久しぶりに齋藤先生の本を読みました。
あいかわらず多産で、すごいのですが、私はあまり齋藤さんのことを評価していません。
適当に読むにはーーまさに立ち読みにはーーもってこいの作家です。


内容は周りの評価とか気にせずに「自分本位」で頑張れよ。「バカになれよ」という叱咤激励をして、バカになるためのアドバイスやアイディアが延々と記載されているという本です。

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立ち読み書評#1: 舛添要一『ヒトラーの正体』

どうも、僕です。
ブログの更新を怠っています。今月も何も書かず、月末直前に急いで書いています。

さて、最近、毎日本屋で立ち読みしています。そこでいろいろ読んでいます。タダでいくらでも読めるので、節約できて楽しいひと時を送れます。
今回は立ち読みで読んだ本を紹介したいと思います。
それは舛添さんの『ヒトラーの正体』です。

ヒトラーの正体 (小学館新書)

ヒトラーの正体 (小学館新書)

これまでヒトラーのことは全然知らなかったので、ヒトラーの生涯や、権力を掌握できたまでの過程を知れてとても為になりました。入門書にふさわしい内容だと思います。おもしろかったです。

立ち読みですので、記憶は曖昧ですし細かい情報は書くことはできませんので、ご了承ください。

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第6回: Pythonのdatetimeとjpholidayを使って給料日がいつなのか表示する関数を作った

概要: 今回Pythondatetimejpholidayを使って、いつ給料日か判定する仕組み(payday関数)をつくった。datetimeは日にちにかんするモジュールであり、これはPythonの標準ライブラリの1つである。たいしてjpholidayは日本の祝日を調べるときに使うモジュールであり、pipからインストールしなければならない。この2つをインポートして給料日がいつなのか調べることができる。
まずモジュールの説明、標準ライブラリの説明、インストールの仕方を勉強する。そのあとにpayday関数の論理(ロジック)を解説する。次にdatetimejpholidayを使って「祝日でなくかつ平日である日」という条件をつくる。最後にpayday関数のプログラム全体を解説する。

#ある年の給料日がいつなのか表示するpayday関数
import datetime as dt
import jpholiday as jp
def payday(year, initial_day):
    for month in range(1, 13):
        day = initial_day
        week = {0: '(月)', 1: '(火)', 2:'(水)', 3:'(木)', 4:'(金)', 5:'(土)', 6:'(日)'}
        while(True):
            date_month = dt.date(year, month, day)
            weekday_month = date_month.weekday()
            is_holiday_month = jp.is_holiday(date_month)
            if (is_holiday_month is False) and (weekday_month != 5 ) and (weekday_month != 6):
                break                                
            day-= 1
        print(str(year) + '年' +str(month) + '月' + str(day) + '日' + week[weekday_month])



#2019年の15日振込の場合
payday(2019, 15)

"""
2019年1月15日(火)
2019年2月15日(金)
2019年3月15日(金)
2019年4月15日(月)
2019年5月15日(水)
2019年6月14日(金)
2019年7月12日(金)
2019年8月15日(木)
2019年9月13日(金)
2019年10月15日(火)
2019年11月15日(金)
2019年12月13日(金)
"""


#2019年の25日振込の場合
payday(2019, 25)

"""
2019年1月25日(金)
2019年2月25日(月)
2019年3月25日(月)
2019年4月25日(木)
2019年5月24日(金)
2019年6月25日(火)
2019年7月25日(木)
2019年8月23日(金)
2019年9月25日(水)
2019年10月25日(金)
2019年11月25日(月)
2019年12月25日(水)
"""

ここで学ぶこと

  1. モジュール、パッケージ
  2. 標準ライブラリ
  3. モジュールのインストール
  4. モジュールのインポート
  5. datetime
  6. jpholiday
  7. for
  8. while, break
  9. if
  10. 辞書型
  • はじめに: 給料日がいつなのか知りたい!
  • モジュールについて
    • 標準ライブラリ
    • モジュールのインストール
    • モジュールのインポート
  • payday関数のロジックについて
  • 条件「祝日でなくかつ平日である」を書く
  • payday関数のプログラム
  • 最後に
    • 改善点
    • 応用編
  • 追記 2019/07/29 月末の支払い日・ある月から一年間の支払日の表示
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番外編: python2とpython3の違いについてのまとめ

ごぶさたです。

最近はずっと何も書けない状態が続いています。4月から始めた仕事も少しずつですが慣れてきました。

現在、私はプロジェクトに参加していて、そこではPython2でプログラムを書いています。上司に「このプロジェクトには続きがあって、第二弾がこれからある」と言われました。
そのとき私は「現在ではPython2で書かれていますが、第二弾はPython3で書かれるのですか?」と尋ねました。 すると「引き続き、2で書く。3で書こうとするならば、ほとんど最初から書き直さなければならないからね。 続編のプロジェクトだから今やっているプロジェクトで使われているプログラムを使う。」と答えました。
また、友達に「いま参画しているプロジェクトではPython2で書かれている」と伝えたら、「それは大変だね」と同情されました。

そんな話を聞かれたので「Python2とPython3はそれほどまでに違うのか?」と思いました(今でも少しそうです)。


そこで今回は、私が気づいたPython2とPython3の違いについてまとめてみたいと思います。
またこれは違いがわかり次第、何回も更新して追記したいと思います。

  • プリント関数について
  • 辞書型について
  • unittestについて
    • インポートについて
    • open関数にパッチをかける方法について
  • 追記 2019/07/02: 組み込み関数range()について
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