立ち読み書評第三弾。
今回は野村克也さんの『超二流: 天才に勝つ一芸の極め方』です。
- 作者: 野村克也
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2019/08/08
- メディア: 新書
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ノムさんの本は今回が初めてでしたので、とても新鮮でした。いろいろな考え方が知れて面白かったです。ただ、二、三冊読めば、似たような箇所や同じネタに遭遇するのかなとも思っています。
本書は2年ほど前に出版されてものの再編集だそうです。
基本的にノムさんが野球ーー選手のときや監督のときーーを通じて学んだことが書かれている。
ノムさんは選手としても監督としても多大な業績を残しているが、実は野球エリート出身ではなく、相当の苦労人からのスタートであった。生まれが極貧であり、地元の無名の高校にしかいけなかった。テスト生としてなんとかプロになったものの、しばらくは一軍の試合にも出たことがなかった。そのため、どうすれば試合に出られるのか、出たらどうやれば相手を抑えられるのかといったことを常に考えていた。
そのような苦労や経験から得た考えをここに書かれている。
「超二流になれば、時として一流にも勝つことができる」ーーそれが本書の言いたいことであり、超二流になるためのテクニックや考え方が本書の至る所で具体的な経験の例示とともに書かれている。
(まだ未完。けど追記するか不明)
僕から以上
僕から以上