疑念は探究の動機であり、探究の唯一の目的は信念の確定である。

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サボり記事: 飲み会では何を話すべきか。

サボり記事。

なんか思っていることを書く(約1700文字。少し長いかも)。

 

現在私は家庭教師のバイトをしている。その生徒さんのご両親は私に対して大変好意的であり、しばしばレッスン終わりに食事を誘ってくださるのである。このとき、ご両親とその生徒さんと私でご飯を食べるのである。

 

ある日、レッスン後に食事の予定が入っていた。だがその日、生徒さんは勉強の調子が悪かった。かなりミスをしたのだ。怒鳴ることはしなかったが、語気を荒げたかもしれない。そのあとに、四人で食事をしなければならなかったのだ。

 

食事の際、当然ながら私は、レッスンのことに関しては何も言わなかった。愚痴を言ったり、そこで説教するのはその生徒さんにとって、全く良くないことであるからである。ご飯も不味くなるからである。もしかしたら、説教をしたら自分の気持ちは晴れたかもしれないが、他の人からしてみたら最悪である。だから、食事の場では生徒さんの趣味の話だったり、勉強とは全く関係のない話をした。

 

さて、ここからが本題である。そのとき私は「もし自分が上の立場になって後輩と飲みに行くとき、どのような行動をとるべきか」と考えた。まだ、下っ端にもなっていないのにである。

 

よく上司が飲み会の席で部下を説教するという話を聞く。それは最悪なのだけれども、なんとなく上司の気持ちがわかった気がする。というのも、お酒の力も借りてこれまで溜めてきた鬱憤を解消したいからである。でも、部下からしたら最悪であることに変わりはない。だから、私はそのような飲み会の席ではこの生徒さんとの食事のように、一切仕事の話はしないと決めた。飲むときは楽しく飲もうということである。

 

もっとも、部下の方から仕事に関する相談があったら、それに乗るだろう。もしかしたらそのときに説教する羽目になるかもしれない。さらに、一般論では語りにくいが、その部下が自分とどのような関係なのかということによって、振る舞い方も違ってくるだろう。たとえば、その部下は自分の直属でなかったとするならば、それほど説教じみたことはしないだろう。ある種の励ましに徹するだろう(自分とはあんまり関係がないから)。だが、直属の部下ならば自分の成績にも影響を受けるので、かなり厳しめな態度で接するだろう。

 

いずれにしても基本的にはのみの席では仕事の話をしない。そう決めている。だが、ここで問題が生じる。では、一体、何を話せばいいのか?

 

仕事仲間ではたとえその人が嫌いであったとしても仕事に関しての相談やアドバイスを受けることができる。仕事という共通の目的や話題があるから、仕事仲間と仕事について話すことはできる。だが、それ以外の話題で仕事仲間と何を話せばいいのか? 話題が思いつかない。

 

プライベートな話を聞くのも、なんとも言えない。どこまで聞いていいのやら.......。その辺のことは昨今厳しくなっているからである。たまたま趣味が同じであればいいのだが、そういう人物がいるとも限らない。

 

話題がないからつい説教をしてしまうというのも、なんとなくわかる気がする。それに嫌いな上司の悪口でその場が盛り上がるというのも、なんとなくわかる気がする。どちらも最悪の飲み会なのだけれども。

 

結局、話す内容がないのである。そんなつまらない飲み会ならばそもそも参加なんかしなけりゃいいのにとも思うけども。何を話せばいいのかなと考えあぐねているという、そういうお話である。おしまい

 

補足

もしかしたら年上の人であれば、つまり上司であれば、私は結構、話を聞くことができると思う。というのも、その人の昔話を聞けばいいからである。「バブルの頃はどんな感じでした?」「先輩が就職した時って、いわゆる就職氷河期のときだったと思うんですけれども、大変でしたか?」と言った具合にである。彼らはその時代を生きた証人であるので、そのような話を聞くことは別に苦ではない。そのような話それ自体は興味がある。もしかしたらその流れで上司の武勇伝を聞かされる羽目になるかもしれなが......それはそれでしょうがない。

 

ただ、年下の人には、つまり後輩には、一体何を聞けばいいのか、さっぱりわからない。時代のことを聞いたとしても、それはそれでジェネレーションギャップにショックを受けるだけだろうし、正直、若者の流行とか興味ないからである。さて、どうしたものか......。

 

僕から以上