2018-01-01から1年間の記事一覧
数学とは何か。H. Weylは「数学とは無限の科学である」と言った*1。 これまでそれを自分なりに考えていた。ある時「数学は線形の科学である」と悟った。それは線形代数を勉強していたときだったと思う。 「数学とは線形の科学である」という信念を一つの哲学…
家庭教師の生徒さんのために一次関数の問題を考えていた。そうしたら、面白い問題ができた。著作権はフリーということで、適当に使ってください。 問題 一次関数 (1) と (2) が与えられているとする。(1) と 軸との交点を 、(1)と 軸との交点を とする。 点 …
こんにちは。 今回は新しく北大に入った来た人たちに、いくつかのアドバイスをしたいと思います。 「どこに住めばいいの?」や「授業はどこでするの?」など疑問があると思います。失敗しないために私が紹介できることを書きたいと思います。 追記: 2019/04/03…
流体力学の大家である今井功先生。先生の著作を読んで、今井哲学を学ぶ。 先生の『電磁気学を読む』『複素解析と流体力学』『古典物理の数理』を二週間、読みます。 『電磁気学を読む』の一部。 (p.i)「電磁気学はむずかしいとよくいわれる。しかし物理学を…
今日もネタは何もない。お腹が痛い。 最近からソ連時代の数学書籍を毎日少しずつ勉強している。それは3冊で、И. М. Гельфанд и С.В. Фомин, Вариационное Исчисление А. Н. Колмогоров и С. В. Фомин, Элементы Теории Функций и Функционального Анализа И.…
今回は水野和夫の本を書評します。 閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済 (集英社新書) 作者: 水野和夫 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2017/05/17 メディア: 新書 この商品を含むブログ (7件) を見る 書評は適当にする。とりあえずアップする。 水野の著作は…
今日は萱野先生の新書を書評します。 死刑 その哲学的考察 (ちくま新書) 作者: 萱野稔人 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2017/10/05 メディア: 新書 この商品を含むブログ (4件) を見る 以下にはほとんどなにも書かれていない。 実質、サボり記事。連続…
サボり記事。 なんか思っていることを書く(約1700文字。少し長いかも)。 現在私は家庭教師のバイトをしている。その生徒さんのご両親は私に対して大変好意的であり、しばしばレッスン終わりに食事を誘ってくださるのである。このとき、ご両親とその生徒さん…
今日もサボる。 でも、適当に書くのではなく、適当な話を書く。 私がロシアに留学していたとき、担当の先生の名前がアンドレイ(Андрей)というものであった。 ある日、ロシア語を勉強していたら、アンドリューシャ(Андрюша)という名前が出てきた。それはアン…
齋藤孝の著書の書評。 今回は『地アタマを鍛える知的勉強法』です。引用ページはiBookの電子書籍であるのでご了承ください。まぁ、アイディア集としては参考になる方もいるかもしれませんね。 前回の記事はこちら。 本書の感想 批判 各章のまとめ 「序章 勉…
こんにちは。 今回は書評第2弾ということで、コメンテーターでおなじみの齋藤孝先生の本を書こうと思います。 最初は『数学力は国語力』の書評を書きます。No.1 電子書籍 iBook 数学力は国語力 (集英社文庫) 作者: 齋藤孝 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2…
何も書くことはない。 昨日、iPhoneに搭載されているNight Shiftという機能を使った。夜間になったらディスプレイが温かみのある光になるのだ。 それを使うと眠くなる。けど、いいかもしれない。気に入った。 Macでも、iPadでも同様に設定ができる。
つづき。 読書感想#13: 中島岳志著『「リベラル保守」宣言』『じゃあ、北大の先生に聞いてみよう--カフェで語る日本の未来』にある中島の記事について No.1 読書感想#13: 中島岳志著『「リベラル保守」宣言』『じゃあ、北大の先生に聞いてみよう--カフェで語…
とりあえずアップ 中島批判がめっちゃ多くなるので。何個にもわけて議論する。 読書感想#13: 中島岳志著『「リベラル保守」宣言』『じゃあ、北大の先生に聞いてみよう--カフェで語る日本の未来』にある中島の記事について No.1 中島岳志の思想批判 第三章 橋…
中島岳志の著作の書評の続き。中島岳志の保守思想に対するいくつかの疑問を呈す。これらの疑問が解決されない限り、中島の思想に説得力はないと思われる。中島の思想に関することは前の記事に書いたのでそれを参照していただきたい。 読書感想#13: 中島岳志…
今回は中島岳志の記事に対する書評の続きである。 読書感想#13: 中島岳志著『「リベラル保守」宣言』『じゃあ、北大の先生に聞いてみよう--カフェで語る日本の未来』にある中島の記事について No.1 読書感想#13: 中島岳志著『「リベラル保守」宣言』『じゃあ…
今日は中島岳志先生の『「リベラル保守」宣言』と『じゃあ、北大の先生に聞いてみよう--カフェで語る日本の未来』にある先生の記事を書評します。そのあとに、先生の思想を批判してみたいと思います。内容がとても多いので1回で紹介することはせず、全部で4…
ロシア語で「どう思う?」と言うときは、どう言えばいいのでしょうか? 調べてみると、少し不思議なことがあります。 翻訳機で「What do you think?」と入力すると...... Как вы думаете?とКакが使われています。 ですが、「〜についてどう思いますか?」とする…
サボる。眠い。 書評まだある。4つ。実質的にはあと6つ。 香山先生あまりにもツッコミどころがあり過ぎて書評が追いつかない。どんだけボケてんだよ。芸人だったらめっちゃ重宝されるよ。てか、芸人かあの人。まだ、香山先生の書評はオチまで行っていないん…
今回は中野剛志さんの『経済と国民』を書評します。 中野剛志『経済と国民 フリードリヒ・リストに学ぶ』朝日新書 634, 2017, 朝日新聞出版, 電子書籍 経済と国民 フリードリヒ・リストに学ぶ (朝日新書) 作者: 中野剛志 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売…
こんにちは、どうも僕です。 ブログの更新はしばらくぶりです。 本当は圏論の記事を書くべきでしたけれども、最近は多様体を勉強していて圏論をまったくしていません。ですので、たぶんもうしばらくは圏論の記事は書けそうにもありません。代わりに、多様体…
眠い。髪切った。疲れた。変な夢見た。下痢した。
概要: 今回は圏論において重要な射を研究する。つまり同型写像(アイソモルフィズム)とモノモルフィズムとエピモルフィズムである。一般に、同型写像ならばモノでありかつエピであるが、その逆は言えない。しかし、集合の圏ではそれが言える。このような条件…
今日はサボる。その代わりに1つ小話を。 ロシアにいたとき、私は毎日近くのスーパー(コンビニのような小さなところ)に行き、そこで働くおばさんと話していた。 話すと言っても、たいしたことは話していない。だが、おばさんはいつも私に「молодец(マラジェー…
英語の文法についてのメモです。 今回は「週に2回」や「月に3回」などの頻度の言い方をまとめます。 1週間に1回: Once a week 1週間に2回: Twice a week 1週間に3回: Three times a week 2週間に1回: Once every two weeks 1回はonce、2回はtwice 補足: 「3…
英語のメモです。 英語で「〜させる」と言うときの表現をまとめます。haveとgetです。 Haveの場合 Getの場合 下の者が上の者に頼むとき: ask, request
こんにちは。 今回は森神逍遥の『人生は残酷である』を書評します。 引用ページはすべてiBookである。 人生は残酷である-実存主義(エリート)の終焉と自然哲学への憧憬 作者: 森神逍遥... 出版社/メーカー: 桜の花出版 発売日: 2017/04/11 メディア: 単行本 …
こんにちは。今日は本の書評です。 今回、書評するのはエッセイストでプロレスラーで活動家の香山大先生(笑)の『がちナショナリズム 「愛国者」たちの不安の正体』です。 香山リカ, 『がちナショナリズム』, ちくま新書, 2015, 第一刷発行 がちナショナリズ…
こんばんは。今日は書評です。 佐伯先生の『現代文明論講義』です。佐伯先生の本は結構、読んでいます。今回のは結構よかったです。おもしろかったです。ただ、それほど詳しくは書きませんのであらかじめご了承ください。 2011年, ちくま新書910, 第一刷発行…
概要 今回からアーベル圏を学んでいく。そのための前提として一般の圏に関する知識を最低限勉強する。この記事では圏の定義と圏の例を示す。特に今後アーベル圏を議論する上で重要なアーベル群の圏と加群の圏を示す。 はじめに 集合論の復習から 写像とは何…